21Apr
化粧品の保管方法や使用期限には無頓着。
「あんまりちゃんと考えたこと、ナイ!」・・・という方は意外と多いもの。
今回は知っておくべき、化粧品の品質や保管方法の基本をご説明します!
化粧品と品質保証期限
一般的に化粧品の品質保証期限は未開封で製造から3年(セプテムの場合は、お手元に届いてから3年)、開封したものは早めに使い切ることが基本ですがワンシーズン程が目安です。しかしこれはあくまで、適正な状態で化粧品を保管していたときのお話。高温多湿な場所や温度変化が激しい環境では、品質が変化するスピードが早まってしまいますので、開封後はなるべく早く使用するようにしましょう。
清潔な環境で使用することが大切!
私たちのまわりには雑菌がたくさん存在しており、開封した化粧品は雑菌に触れるごとに徐々に品質が変化します。特にスキンケアアイテムは朝晩毎日使うため、手を洗わずに使用したり、フタの開けしめ等を頻繁におこなうことで、雑菌が入りやすい状況にあります。なかでも気温や湿度が高まるこれからの季節は雑菌が増えやすく、化粧品にとっては過酷なシーズンが始まるといえます。
あれもこれも・・・と複数の化粧品を開封してしまいドレッサーは使いかけのアイテムだらけ。「これ、いつ開けたんだっけ・・・?」・・・となってしまっている方は、要注意! たとえあまり使っていないアイテムでも、フタのあるものはしっかり閉め、ポンプ式のものは吐出口を清潔にし、キャップをしっかり閉めるようにしましょう。
「時間がないし・・・」「どうせ夜また使うし・・・」と一日中、化粧品のフタを開けっぱなしにしたり、緩くしめたままで保管していませんか? 面倒でも使うたびにしっかりフタをすることを習慣づけて。フタがきちんとしまっていないと、中味が乾燥して固くなって変質したり、空気中の雑菌が化粧品に混入して繁殖すると変色・変臭の原因となってしまいます。
とはいえ・・・普段何気なくやっていることが、意外と品質低下を早めているかもしれません!