19Dec
痩せやすさの鍵を握るのは、季節ではなく「代謝」。
結論からいうと・・・痩せやすさ、太りやすさというのは季節によるものではなく「代謝」が鍵を握っています。
皆さんもよくご存じのとおり、私たちのカラダには恒常性維持機能(ホメオスタシス)が備わっています。この機能により、私たちの体温は外気温に関係なく常に36℃前後の一定温度を保とうとしています。外気温が高い夏、カラダは発汗し体温を下げようとし、反対に外気温が低い冬、カラダは発熱して体温を上げようと調節しているわけです。体温の調節は主に代謝量の調整でなされているため、代謝量が高まる冬は夏よりもダイエットにおすすめの季節であるといえるでしょう。
それでも「太る」と感じるワケは?
本来であれば代謝量が高まる冬は、ダイエットにおすすめの時季となります。それでも「冬太り」をしてしまうという声が多い原因は、この時季ならではの生活習慣にあります。
寒いからといって、運動をせず暖房の効いた部屋でゴロゴロ、クリスマスパーティに忘年会・新年会、ケーキにおせちに鍋パーティ・・・では、当然、体重は右肩上がりに増えてしまいます。また春・夏は薄着でボディラインもよくわかるのでダイエットの意識も高まる季節。暑さのせいで食欲が萎え、体重が落ちてしまうという人も多くいます。反対に秋・冬は厚着である程度体型がごまかせる分、ダイエットをさぼってしまいがちに。
こういった季節の特色が、「夏痩せ」「冬太り」という結果に繋がっているのかもしれません。
冬痩せを目指すアナタに、おすすめACTION!
冬は寒いため、どうしても外に出て運動をしたり、歩く時間が短くなりがちですが、運動不足にならないように注意!運動をする時間がないという人も、エスカレーターやエレベーターを使わず、階段を使う等の習慣をとりいれましょう。
年末年始は宴会が多く、摂取するカロリーが増えがちです。宴会のときは、お酒の量だけでなく、おつまみにも意識を。揚げ物や肉類ではなく、野菜類を選ぶようにしましょう。暴飲暴食をしてしまったら、翌日はボリュームと油類を抑えた”軽めの食事”にして調整を。
一日の終わりにはゆっくり湯船に浸かりカラダを温めましょう。入浴前にしっかり水分補給をしておくと、脱水症状を防ぎ、より発汗量も増えるのでおすすめです。