26Feb
春が近付き過ごしやすくなるはずなのに、なんとなくカラダの不調を感じることはありませんか?
それは、自律神経の乱れに原因があるのかも。自律神経の乱れは病気だけでなく、老化の進行にも影響を与えます。
心身のバランスを整えて、うららかな春を満喫しましょう。
春一番が吹いたら、自律神経の乱れに注意!
春一番が吹くと気温も上がり、いよいよ春めいてきます。しかし、この時期は寒暖の差が激しいため、実はカラダにとってはストレスがかかる厳しい季節。就職や進級など、環境の変化によるストレスも加わって自律神経はバランスを失い、倦怠感、頭痛、めまいなどの症状となって現れてきます。
そもそも自律神経とは
自律神経とは生命維持に必要なすべての機能をコントロールする神経です。たとえば心臓を動かす、血液を循環させる、食べ物を消化するといった機能は自律神経のおかげで私たちが意識することなく自然とおこなわれます。逆にいえば、自律神経は自分の意志でコントロールすることができないものなのです。また、自律神経には昼間や活動時に働く「交感神経」と夜間や休息時に働く「副交感神経」とがあり、このバランスを保つことでカラダをコントロールしています。
自律神経のベストバランスとは?!
交感神経と副交感神経は、よくシーソーのように入れ替わり一方が高くなると、もう一方が低くなるといわれてきました。しかし、実際は交感神経も副交感神経も、両方が高いレベルで働いていることが理想的。双方の差が大きく開きすぎるとさまざまな弊害となってカラダに影響を及ぼします。
1)活動状態の時⇒交感神経がやや優位に
2)リラックス状態の時⇒副交感神経がやや優位に
●交感神経が過剰に高い状態が続く⇒常に緊張を強いられ疲弊
●副交感神経が過剰に高い状態が続く⇒心身の活動力が低下
加齢により、副交感神経の働きが低下
ストレスが多い現代では、交感神経が優位になりがちです。加えて、交感神経の働きは歳をとってもあまり変化がないのに、副交感神経の働きは年齢とともに低下することがわかってきました。40才くらいになると交感神経の働きが高くなり、自律神経がアンバランスな状態になりやすいのです。
自律神経の乱れは病気や老化のもと!
加齢による自律神経の乱れからくる問題のひとつが体内の血流の低下です。血管を弛緩し、広げる副交感神経の働きが加齢とともに低下すると、血管の収縮が過剰になりやすく血流が低下します。すると、カラダのすみずみの細胞まで栄養や酸素が行き渡りにくくなります。
また、自律神経の乱れは腸内環境の悪化にもつながり、腸に有害物質が増加し、排泄機能も低下します。血流も低下していることから、老廃物も上手く回収できず全身の機能低下を招きます。
自律神経の乱れは、春先の不調だけでなく、さまざまな病気のきっかけとなり老化も進めてしまうのです。
最大の敵はストレス
自律神経のバランスがくずれる原因は、遺伝的なもの、女性ホルモンの影響などいろいろありますが、季節変動の大きい春先などに自律神経が乱れる人が増えるように、多くはストレスに原因があるといわれています。過剰なストレスを受けると交感神経が異常に活発化し、活性酸素がカラダのいたるところで発生します。過剰な活性酸素は細胞にダメージを与える酸化反応を起こし、ガンや動脈硬化などさまざまな疾病の原因となります。
とはいっても、日常生活のストレスをすべて取り除くのは至難のワザ。自律神経のバランスを取りながら、抗酸化成分を補うことで酸化のダメージを減らすことが大切です。
<酸化による肌の衰え>
過剰な活性酸素による酸化が肌上で起きると、細胞を損傷・異常化させ、老化などの肌悩みの原因となります。たとえば、コラーゲンをつくる線維芽細胞の損傷は、肌のハリや弾力を失い、シワやたるみの原因となります。
生活習慣を見直して、パワーアップ
自律神経の乱れを防ぐには、生活習慣を見直すことが近道!
◆起床・食事・就寝の時間がだいたい決まっている。
生活に決まったリズムが出てくるとカラダのリズムが整い、自律神経のバランスが乱れにくくなります。
◆栄養バランスの取れた食事をしている。
ミネラルやビタミンは、抗ストレスや自律神経のバランスを保つためにも大切な栄養素です。
◆自分にあった睡眠時間を確保している。
寝る前にはあまり強い光を浴びず、リラックスして過ごすのも大切です。
◆気持ちがいいと感じる軽い運動をしている。
副交感神経の働きを活発化させて、神経の緊張をほぐすウォーキングなどのほど良い運動をしましょう。
◆よく笑っている。
笑うことで副交感神経が交感神経より優位になり、心がリラックスします。
◆悲しみをため込まない。
落ち込んだときや悩みがあるときには、あまりため込まずに発散させるようにしましょう。
生活習慣に気を付けて自律神経のバランスを整えましょう。