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春の揺らぎ肌。

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ポカポカ、うららかな春の陽気に気持ちも晴れやか、華やぎますよね。でも3~5月は、一年のうちで最も肌の調子が不安定になりやすい時季。
春特有のさまざまな原因によって“揺らぎ肌”に悩む人が増える時季でもあるのです。
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春は肌トラブル多発期間。そのワケは?

冬から春へ。気温や湿度が上昇することに伴い、私たちのカラダは新陳代謝が高まり、肌の働きも活発になります。皮脂腺や汗腺の機能も高まり、肌は徐々にうるおった状態へ。すなわち、よいコンディションに向かうはずなのに、この時季、肌トラブルが多発するのはなぜでしょうか。簡単にいうとその答えは「心身や肌が外部環境の変化に上手に対応できていない」ということに起因しています。

◎振りまわされる春の肌 ~その原因は!?~

■ 気温
「三寒四温」という言葉があるほど急に冷え込んだり、ポカポカ陽気になったり、春の気候はとても不安定。汗ばんだり冷気にさらされたりを繰り返す肌は、不調を起こしやすい状態となっています。
■ 紫外線
春は紫外線の量が一気に増える時季。シミの原因となる紫外線は、冬の倍にもおよぶといわれています。紫外線対策をおろそかにすると、肌のダメージはどんどんたまってしまいます。
■ 花粉・ホコリ
花粉やホコリなど、肌にとって異物であり刺激となるものが舞う季節。これらは皮脂や汗と混ざると、肌を刺激し肌あれの原因になります。かゆみを感じ、ゴシゴシ擦ることによる刺激もトラブルのモト。
■ ライフスタイル
春は生活環境が変わる方が多い季節です。自分ではストレスと感じていなくても、カラダや心は敏感に変化を察知しているもの。肌本来のリズムも狂いやすくトラブルをまねきやすくなっています。

肌が揺らぐとき、どう対処する?

肌が不安定な状況になると、いつもと同じ化粧品を使ってお手入れしていても、トラブルが起こることがあります。そんなときはアイテムの量を減らしたり、症状が落ちつくまで使用をやめるなどの対応が必要です。また肌の調子が悪いと、つい一生懸命お手入れをしたくなりますが、過剰な刺激を与えたり、量を増やしたりといったオーバーケアは逆効果。かえって肌トラブルの原因となってしまう場合があります。

春の揺らぎ肌を乗り切るポイントは体調や肌状態を正しく把握することが最も大切。いつも以上に細かくお肌の状態をチェックしながら、臨機応変にケアしていきましょう。

◎新しいお化粧品を試すなら・・・

新しいアイテムを取り入れる場合は、生理前後や体調の悪いときを避けること。一度に何種類も使い始めるのではなく、一品ずつ試してみることが基本です。その際もいきなり通常どおり使うのではなく、下記の要領で試し使いをしましょう。

◎アイテムの試し方

● スキンケア[化粧水、美容液など肌に残るもの]
夜寝る前に二の腕の内側に試したい商品をつけ、翌朝の肌状態を確認してください。
● 洗い流して使用するもの[クレンジング、ソープなど]
二の腕の内側に試したい商品を通常どおり使い、その後十分にすすぎ、翌日の肌状態を確認してください。
● 朝、使用するもの[ベースクリーム、ファンデーションなど]
朝、メークをするときに二の腕等に塗布し、様子をみてください。
赤み等の異常が出ていなければ大丈夫ですが、心配な場合は2~3日ほど同じ要領で試し使いをしてみてください。
※お試しで使用した直後に問題がなくても、赤みやかゆみ、はれ等の異常を感じた場合、すぐに洗い流し、使用を中止してください。

Monthly column
花粉症で困ることといえば、鼻のグズつき。頻繁に鼻をかむことでメークがくずれてしまったり、鼻のまわりがカサカサ、ヒリヒリ、赤くなってしまうという経験をした方も多いはず。これらの症状はティッシュで肌のうるおいを取り去ってしまうことと、擦ることによる刺激に起因しています。刺激を少なくするためには、できるだけティッシュは保湿タイプの柔らかいものを選んで。人肌程度に蒸したガーゼや柔らかいタオルを使うこともおすすめです。
また、初めから鼻まわりのベースメークを薄めにしておくと、部分的にファンデーションが落ちてしまってもムラが目立ちにくくなります。

★皮がむけ、赤くヒリヒリしているようなときはメークを避け肌を休ませることも必要。
外出するときはしっかり保湿し、うるおいを保つことを心がけましょう。

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