16Jun
太陽の光は、生命にとって必要不可欠なものです。しかし、太陽光の一部である紫外線は、浴びすぎるとシミやシワができるなど多くのデメリットがあります。紫外線を知ることは、美容と健康を守ることにつながります。美肌のためにもUVケアをしっかり身につけましょう。
シミ・シワの原因となる紫外線の種類とは?
肌は紫外線の影響で、赤くなったり黒くなったりするだけでなく、肌のターンオーバーが乱れ、真皮成分が変質するなど乾燥やシミ・シワなどの原因となることがわかっています。さらに、細胞内のDNAを損傷させ、皮膚ガンの原因になることが知られています。
紫外線の種類はUV-A、UV-B、UV-Cの3種類。なかでも地表にまで届いて、私たちのカラダに影響を与えるのは、UV-AとUV-Bです。UV-Aは肌の真皮層まで浸透し、シワなどを招きます。また、UV-Bは表皮層に影響し、日焼けや炎症を引き起こします。
紫外線の影響を知って、太陽と上手につきあおう!
太陽の大切な役割
- 地球の温度が保たれ、生命が育まれる
- 植物の光合成により、生物のエネルギー源がつくられる
- 肌に太陽光を浴びることでビタミンDがつくられる
しかし、太陽光を浴び続けると紫外線の影響によりデメリットが増加
種類 | 肌への影響 | 特徴 |
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UV-A | 老化の原因となるシワ・たるみの発生 | 真皮層まで透過する |
UV-B | 赤くはれ、火傷状態の炎症を起こす 炎症後は、肌が黒くなったり、シミ・ソバカスの原因に 細胞内のDNAを損傷させる |
オゾン層で吸収されない一部が地表に届き肌の表皮層まで透過する 窓ガラスで遮断される |
UV-C | オゾン層で吸収されるため、地表には届かない |
目に見えない紫外線。曇りの日も要注意!
1年の中で紫外線が強いのは、4月~9月です!
特に気温もそれほど高くなく、日差しもあまり強く感じない春先から、急に紫外線は強くなりはじめるため、注意が必要です。
1日の中で紫外線が強い時間帯は、午前9時から午後3時頃まで。一番強いのはお昼の12時頃です。また、曇りの日でも晴れの日の約6割くらいの紫外線が降りそそいでいますから、紫外線対策は必要なのです。
紫外線からカラダを守るために。
紫外線からカラダを守るために重要なことは、第一に肌を直接太陽にさらさないことです。洋服もUVケア効果があるものを選んだり、サングラスで目から入る紫外線を防ぐことも大切です。帽子や洋服では守りきれない部分も、日焼け止めを直接肌に塗ることでしっかりガードできます。
また、紫外線を浴びると、カラダの免疫力が落ちて疲れやすくなります。日焼けをしてしまったら、しっかり栄養を補給し、睡眠時間をたっぷり取りましょう。肌の老化を防ぐビタミンCを摂ることも有効です。
洋服 | 長袖などで肌を直接露出させないようにしましょう。 |
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帽子や日傘 | 日傘などで直接紫外線をカットしましょう。 |
サングラス | 目から入る紫外線は、メラニン生成を促すためサングラスでブロック。 |
日焼け止め | 日焼け止めを直接肌に塗ることで、皮膚を守ってくれます。 |