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いい汗をかいて、真夏を乗り切ろう!

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夏の健康は、汗で決まる?

ジリジリと照りつける太陽に夏バテ気味の人も多いのでは?
外気温が上がると私たちのカラダは汗を出すことで体内から熱を放出し、
体温を下げることができます。真夏の1日の最大発汗量はなんと10リットルにもなるとか。
しかし最近目立ってきているのが汗をかかないことによる熱中症やむくみです。
エアコンの効いた部屋で過ごすことが多いことから、新陳代謝がにぶり、知らない間に夏を乗り切るために必要な汗をかくチカラも低下してしまっているのです。
汗をかけないことは、一歩間違えば病気にもつながります。
いい汗をかいて健康的なカラダをめざしましょう。

汗をかくメカニズムとは?

そもそも汗はどうやってつくられるのでしょうか?
まず、カラダが暑さを感じると、汗腺では血液から汗がつくられます。その汗が皮膚表面で蒸発し、カラダの熱を放出することで体温の上昇を防ぐのです。さまざまな臓器が暑い中でもスムーズに働けるのは汗によってホメオスタシス(恒常性維持機能)を維持しているからといえます。

汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2つがあり、ほぼ全身に広く分布しているのがエクリン腺です。エクリン腺では血液から水分とともに塩分・ミネラル・尿素・脂質などが取り込まれますが、一部の成分は再び血管へと戻されます。

汗をかかないと起こるトラブル(1) 熱中症で、ダウン!?

最近は冷房の中で1日中過ごすため、発汗機能が低下し汗をかけなくなっている人が増えています。汗による熱の放出ができなくなったカラダは、暑くなった体内の血液を肌表面にどんどん集めて、皮膚から逃そうとします。すると、皮膚に血液が集中するので、脳や臓器へ送る血液量が不足。めまいや吐き気などさまざまな症状が出てきます。これが、熱中症の正体です。
上手な水分補給と汗をかくためのカラダづくりをして、熱中症を防ぎましょう。

◎汗をかくカラダづくりのポイント

  • 1.のどが渇く前に水分補給を
  • 2.こまめにカラダを動かして、汗をかく習慣づくりを
  • 3.室内の温度は27度ぐらいがおすすめ
  • 4.シャワーだけでなく、入浴をしましょう
  • 5.十分な睡眠と、汗で奪われやすいミネラル補給を忘れずに

汗をかかないと起こるトラブル(2) 夏はむくみの季節!

夕方になると靴がきつくなる、足が太くなり重くて疲れやすい…これらはむくみの症状の代表的なもの。むくみはリンパがつまることにより、余分な水分や老廃物がたまってしまう状態のことです。夏は冷房の中にいたり、冷たいものを摂る機会が多いため、 私たちのカラダは自分で思っている以上に冷えています。
冷えにより、温かい血液が隅々まで行き届かなくなると、血液循環がスムーズにいかなくなります。すると水分代謝が滞り、トイレの回数も減り、汗もかかないので、余分な水分がどんどんカラダにたまってむくみとなるのです。

今日からスタート! ストレッチと手軽なむくみマッサージ

リンパの流れを良くするストレッチとマッサージで、むくみ知らずのカラダを手に入れましょう。

まとめ

夏こそいい汗をかいて、リンパの流れを良くし、老廃物をためこまないカラダづくりをしましょう。

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