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秋の夜長のお風呂美容。ちょっと差がつく入浴法

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どんな順番でお風呂に入っていますか?

入浴にはカラダを清潔に保つだけでなく、気分をリラックスさせる、カラダの疲れをとる、全身の血行をよくする、といったさまざまな効用があります。シャワーだけで済ますよりも湯船にきちんと浸かる入浴のほうが、美肌効果があることはすでに皆さんもご存じですよね。絶世の美女として知られるクレオパトラや楊貴妃も「お風呂大好き!」だったことで有名です。

さて、それではここで質問です。皆さんはどんな順番でお風呂に入っていますか?
何はともあれ、まずは熱い湯船にドボン、肩まで入ってじっくり温まって…という方が結構いらっしゃると思うのですが、実はコレは×。急な温度差は心臓の負担となり、癒し効果ではなく疲労をまねいてしまう入り方なんです。
健康の面からいっても、美容の面からいってもおすすめの入り方は、
1)メイクおとし →2) かかり湯 → 3)湯船 →4)髪、カラダを洗う → 5)洗顔 → 6)湯船です。

◎おすすめ 入浴の順番とポイント!

1)メーク落とし

手が濡れていない状態で先にクレンジングを済ませましょう。洗顔はこのタイミングではなく、お風呂に入ってからがおすすめ。

2)かかり湯(またはシャワー)

カラダの汚れをザッと落とすだけでなく、カラダを湯温に段階的に慣らすことが目的。浴室の床や壁が冷えている場合には予め湯船のフタをはずす、シャワーを高い位置から床に向かってかける…などで十分に浴室内に蒸気を行き渡らせ、温度差を少なくしておきましょう。

3)湯  船

一回目の湯船に浸かるときは軽くカラダの表面を温める程度で十分。36~39度のぬるめのお湯に5分程度浸かりましょう。お湯の量は深いと水圧でリラックスできません。みぞおちから下が浸かる程度の深さが理想です。

4)髪、カラダを洗う

カラダを洗う前にシャンプー&コンディショナーなどのヘアケアを先におこないましょう。ヘアケア剤はしっかり洗い流したつもりでも意外とすすぎ残しが多く、カラダに付着したまま残ってしまいがち。洗い残し、すすぎ残しをなくすためにも、上から下へ洗っていくのが基本です。

5)洗 顔

肌が温まり汚れが落ちやすくなっているこのタイミングが、洗顔に一番適しています。

6)湯  船

一回目より、長めに浸かります。ぬるめのお湯から、少しずつ温度を上げていき40度前後までを目安にしてください。長風呂が必ずしもカラダによいわけではないので、時間にこだわらず、その日の体調に合わせて調整を!

冬のお風呂には危険がいっぱい!?入浴前後には水分補給を。

私たちは一般的に、お風呂に入ると300~500mLの汗をかくといわれています。
このとき、体内の水分が大量に汗となって失われるため血液の粘度は一気に上昇。いわゆる「ドロドロ血」になっています。この状態で長く湯船に浸かっていると、さらに血圧が上昇するため、血管がつまったり破れたりしやすい危険な状態に…。
こういった状態を避けるために大切なことは、入浴の15分前までと、入浴直後にコップ一杯程度の水分を摂取すること。ミネラルウォーターなどの水はもちろん、汗で失われやすい成分を含んだスポーツドリンク、湯あたりを防ぎやすいビタミンCを含むドリンクがおすすめです。
飲酒直後の入浴や、風呂上がりに冷えたビール…というのは、カラダに大きな負担がかかるため控えましょう。酔った状態で入浴すると、脳貧血を起こしやすいといわれています。

また、せっかくカラダが温まっても入浴後に湯冷めをしては、風邪をひいてしまいます。入浴後は乾いたタオルでしっかり水分を拭きとり、髪が濡れている場合はドライヤーで手早く乾かすこと。できれば入浴は就寝の2時間くらい前に済ませ、カラダが冷えないうちにベッドに入る生活習慣をつけるとよいでしょう。

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